旭化成株式会社製 新フィラメント

セルロースナノファイバー強化PA樹脂サンプル配布キャンペーン

サンプルキャンペーン概要

限定100セット

専用フォームよりお申し込み頂いた方へ、先着にて旭化成株式会社製「セルロースナノファイバー強化PA樹脂フィラメント」を無償にてご提供いたします。

お申し込みいただきました方に、DX101、BX102の2種のフィラメント(1.75mm径)を各30gずつセットにてお送りいたします。

お申し込みに際しては、重要確認事項への同意と、ご用途、3Dプリンターのご使用経験、お客様情報等の登録が必要です。

お申し込みが早期に100セットの限定数に達した場合、お申し込みが完了してもサンプルのご提供が出来ない場合がございます。予めご了承ください。

※無償配布対象内訳目安:法人様向け・・・約60セット 個人様向け・・・約40セット

※お申し込み頂いた方には、旭化成株式会社または日本3Dプリンター株式会社より個別にご連絡する場合がございます。予めご了承ください。

セルロースナノファイバー強化PAフィラメントラインナップ

DX101

BX102

ポリアミドにセルロースナノファイバーを7%含有した、 寸法精度、低反り、強度、耐熱性に優れたフィラメント

ポリアミドにセルロースナノファイバーを5%含有した、 柔軟性、外観、耐熱性に優れたフィラメント

旭化成株式会社製セルロースナノファイバー強化PA樹脂フィラメント

”DX101”、”BX102”は、2025年下半期より

Raise3D 日本OFPを通じて提供される予定です。

CNF強化樹脂とは

CNF強化樹脂 は、セルロースナノファイバー(CNF)を添加して強化された樹脂材料です。CNFは植物由来の繊維であり、非常に細かく、軽量でありながら高い強度と剛性を持ちます。

旭化成のCNF は、綿実油を作る際の副産物である非食用植物由来のコットンリンターを原料として用いており、木材などから得られるCNFに比べて耐熱性が高く、混錬温度の高いポリアミドにも複合化できることが特徴です。

旭化成CNFの原料は綿実油を作る際の副産物である非食用植物由来のコットンリンターです。

CNFの繊維径は数10~数100nmです。

CNFと樹脂素材を複合化し

FFF用フィラメントにします。

旭化成では、凝集しやすい性質を持つCNFを、樹脂に高度にナノ分散させる技術を開発しました。これによって樹脂溶融時のチキソトロピー性(揺変性)が高く、造形安定性や寸法精度を保ちながら、層間密着性にも優れており、FFF方式3Dプリンターに好適な特性を持っています。

PA―CNFフィラメントは、優れた耐熱性を持つにも関わらず、かつ 繊維が小さく・柔らかいため、他の繊維強化フィラメントよりもノズルの損耗が少なく、強化ノズル不要で使用できます。

層間密着性と柔軟性

特有のチキソトロピー性の高さから、ノズル吐出時の流動性が高く、積層同士の密着性(層間密着性)に優れています。

CNFを含むポリアミド(PA)樹脂と、カーボンファイバーを用いたPA樹脂の比較では、CNFの方がより積層間の空隙が少なく、層同士が密に接着されていることがわかります。

PA-CNF樹脂の層間状態

PA-CF樹脂の層間状態

層間密着性が高いことで、外壁のみの薄肉形状などを造形した際にも、ヘコませても割れない/折り曲げても破損しない柔軟性を実現しており、シート状部品や帯状部品、ヒンジ箇所などの幅広い用途に活用可能な特性をもっています。

PA-CNF樹脂の造形サンプル

PA-CF樹脂の造形サンプル

反り抑制効果と審美性

CNFの繊維が樹脂を補強することで、造形時の収縮による変形を抑え、反りが小さく設計形状により近い造形結果を得ることが出来ます。

写真のような箱形状は、使用するフィラメントによって底面側カドが浮き上がるような変形が起こりやすい形状ですが、PA/CNFではそのような変形が見られず、良好な仕上がりとなっています。

繊維強化フィラメントでは、強化繊維の細かさや含有率によってざらついた表面性状を持つ物もありますが、PA-CNFではなめらかな表面性状を保っており、外観の審美性を重視する造形にも使用可能です。

優れた造形性と耐熱性

PA-CNFは、高チキソトロピー性からくる吐出後の粘度上昇によって、ブリッジ部やオーバーハングの造形が成立させやすく、かつ糸引きが少ない性質を持っています。

ユーザーが求める様々な形状の造形を成立させやすい、優れた造形性を備えたフィラメントです。

PA-CNFは、0.46MPa下での荷重たわみ温度が、DX101で186℃、BX102で178℃で、一般的な繊維強化PAフィラメントと比べても耐熱性に優れています。

本データは市販のフィラメントを参考とした値を掲載しています。

日本OFPについて

日本3Dプリンター株式会社では、Raise3DのFFF方式3Dプリンター向けに

国内外問わず幅広い樹脂メーカーのフィラメント製品を安心してお使いいただけるよう

Raise3D 日本OFPを提供しています。


Raise3D 日本OFP( オープンフィラメントプログラム ) とは

Raise3Dが装置メーカーとして提供する純正フィラメントに限らず

ニーズに応えるサードパーティーのフィラメントをリサーチ、日本国内で造形テストを実施して

フィラメントと造形パラメーターを提供する独自の取り組みです。


通常、メーカー純正品以外のフィラメントの使用によるトラブルは

装置の保証対象外とされることが一般的ですが

Raise3D日本OFPで提供されたフィラメントは、Raise3D製FFF3Dプリンターの保証対象となります。

特色や機能を持った様々なフィラメントを責任を持ってご提供することで

お客さまの3Dプリンター活用を支援しています。

サンプル配布キャンペーンにお申し込みの際は、以下「重要確認事項への同意について」をよくお読みになり

ご理解頂いた上で、ページ最下部のボタンを押して、申込フォームへお進みください。

「重要確認事項への同意について」

第1条(本サンプル使用条件等への同意)

1 この「重要確認事項への同意について」(以下、「本同意事項」という)は、旭化成株式会社(以下、「旭化成」)製CNFフィラメントサンプル(以下、「本サンプル」という)試用キャンペーン(以下、「本キャンペーン」という)お申込者(以下、「申込者」という)と、本サンプルを配布する日本3Dプリンター株式会社(以下、「日本3DP」という)との間の契約内容を明らかにしたものとなります。お申込者は、本同意事項に記載の内容に法的に拘束されることに同意のうえ、お申し込みしてください。

2 本同意事項は、本サンプル受領へ申し込みいただいたすべての申込者に適用されます。

3 申込者は、本サンプル受領の申し込みをした時点で本同意事項に法的に拘束されることに同意したものとみなされます。

4 申込者は、本同意事項を誠実に遵守してください。


第2条(安全データシートの確認)

申込者は、下記本サンプルの物理化学的性質、危険性、有害性及び取扱いに関する情報を提供する安全データシート(SDS)を事前に熟読し、内容を理解した上で本サンプルを取り扱う。

第3条 (本サンプルの取り扱い条件)

申込者は、以下の各号に記載の本サンプルの性質を理解した上で、当該各号に記載の取扱い上の注意点その他の指示を厳守する。

1 本サンプルは、試作品であり、取扱説明書、SDS、Technical Data Sheetに記載の事項は、その品質に何らの保証がないことを認識し、申込者の自己責任で使用すること。

2 本サンプルは、材料押出積層方式・熱溶解積層方式の3Dプリンター装置に用いる3Dプリンター用樹脂であり、それ以外の用途に使用しないこと。

3 本サンプルは、3Dプリンター用の樹脂フィラメントとしての本サンプルの適正を評価するための造形試作のみに使用するものとし、他の目的のために使用しないこと。

4 本サンプルの化学分析、組成分析、構造・形態分析およびリバースエンジニアリングを行わないこと。

5 本サンプルを第三者に譲渡または貸与しないこと。

6 本サンプルは、日本国内のみで使用するものとし、国外に持ち出さないこと。

7 第三者の工業所有権に違反しないこと。


第4条(禁止及び遵守事項)

1 以下の各号に掲げる、生命、身体及び財産に影響を与えるリスクのある用途には絶対に使用しない。

①体内、粘膜、体液、血液、薬剤などに触れる医療機器・医療容器・包装・用具・部品。 

②食品容器・包装・器具・部品、飲料水等に触れる器具・部品。

③口に触れる玩具、飲料水に触れる玩具。

④武器等製造法、銃砲刀剣類所持等取締法に抵触する恐れのある銃器や刀剣などの武器。

⑤軍事用途。

⑥青少年育成条例その他の法令または公序良俗に反する物。

2 本サンプルを含む樹脂フィラメントは、一般的に造形時、加熱により煙やにおいが出るので、申込者が使用する3Dプリンターの取扱説明書に従い室内は十分な排気・換気を行う。

3 本サンプルを取り扱う際には、必ず適切な安全保護具(耐熱手袋・保護眼鏡等)を着用する。

4 本サンプルは、近くに⽕気があると引火・発⽕する可能性があるため、熱や発火源から離れた場所で取扱い、および保管する。

5 本サンプルは、ガス発生の恐れがあるため取扱説明書、SDS、Technical Data Sheetに定められている適正樹脂温度を超えた溶融温度で使用しない。また、本サンプルを溶融させた状態で長時間滞留させない。強酸や酸化剤との接触する用途に用いない。

6 廃棄時は、『産業廃棄物』廃プラスチック類として各自治体の定めた処理方法に従い廃棄する。また、産廃として処理する場合は廃棄物処理法の許可を受けた業者に処理を委託し、適切に廃棄する。


第5条(不保証および免責事項)

1 本サンプルは開発中の試作品であり、日本3DPおよび旭化成は、申込者に対し、本サンプルにつき、明示または黙示を問わず、その品質、特定の用途への適合、欠陥の不存在、第三者の特許権その他の知的財産権の非侵害その他何らの保証もしないものとし、本サンプルの取り扱に関連して、申込者および第三者に生じた如何なる損害(以下の各号に掲げる損害を含むがこれに限らない)についても、何らの責任(契約不適合責任、不法行為責任、製造物責任を含む。)を負わないものとする。

①本サンプル使用中に申込者の3Dプリンターに生じた損害 

②申込者が出力された造形物による健康上の被害

③申込者が3Dプリンターで成型した造形物、およびそのご使用に関して生じた損害。 

 ④輸出または第三者への譲渡によって発生した損害 

2 本サンプルは開発中の試作品であり、今後の継続的な製造販売・材料提供をお約束しているものではありません。


第6条(サンプル提供できない場合)

1 サンプル配布の予定数量に達した場合は、お申込みが完了していても本サンプルを提供できない場合があります。

2 本サンプルの製造元である旭化成とセルロースナノファイバーの研究、開発、製造に関して、競合に当たる企業等(セルロースナノファイバー製造企業、研究機関、セルロースナノファイバー複合樹脂製造企業および研究機関を含むが、これに限らない。)及びその従業員は、本申込及び本サンプルの提供を受けられません。申込者は、本申込をすることで、前記の競合に当たる企業等又はその従業員のいずれにも該当しないことを表明し保証したものと看做します。

3 不可抗力その他旭化成および日本3DPの攻めに帰すべき事由によらず、サンプルの提供が不能となった場合は、お申込みが完了していてもサンプルを提供できない場合があります。


第7条(個人情報・秘密情報の取り扱い)

1 利用目的

日本3DPは、本キャンペーンを通じて収集した申込者の個人情報を、以下の目的のために利用します。

①.商品発送やサービス実施、およびアフターサービスのため

②.相談・お問合せへの回答のため

③.旭化成による開発品へのフィードバック調査および品質向上のため


2 個人データの旭化成株式会社への提供

当社で貴殿よりお預かりした個人情報およびアンケート回答については、第1条に記載した目的のために旭化成に提供します。当社同様、旭化成においては該社のプライバシーポリシー(https://www.asahi-kasei.com/jp/privacy/)に従い、適切かつ安全な管理・運用に努めます。また、第1条に記載した目的のために、旭化成から個別にご連絡やご面談依頼をさせて頂く場合がありますのでご協力をお願いいたします。



3 個人データの第三者提供(第2項以外)

①当社は、以下のいずれかに該当する場合に、個人データを第三者へ提供することがあります。

・法令に基づき開示することが必要である場合

・法令に基づき裁判所や警察等の公的機関から要請があった場合

・法令に特別の規定がある場合

・お客様や第三者の生命・身体・財産・名誉を損なうおそれがあり、本人の同意を得ることができない場合

・法令や当社のご利用規約・注意事項に反する行動から、当社の権利、財産またはサービスを保護または防禦する必要があり、本人の同意を得ることができない場合

② 前号の場合および個人情報の保護に関する法律第23条第1項各号に掲げる場合を除き、当社は、個人データを第三者に提供しません。


4 個人情報に関する相談窓口

貴殿は、個人情報の保護に関する法律に基づき、当社に対して、当社が保有する個人データの開示、訂正、追加、削除、利用停止、消去等を請求できる場合があります。個人情報保護法に関する各種請求、お問い合わせ等は、以下の個人情報相談窓口へご連絡ください。


〒104-0053

東京都中央区晴海4-7-4 CROSS DOCK HARUMI 1F

日本3Dプリンター株式会社 製品戦略部

TEL:03-3520-8928

FAX:03-6800-7771

E-mail:info@3dprinter.co.jp

ボタンを押すと新しいタブでフォームが開きます。

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