日本3Dプリンター株式会社

導入事例

福祉用具にまつわるRaise3Dプリンターの活用事業

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今回は、弊社⽇本3Dプリンター株式会社のお客様の中から、株式会社福祉用具サービスもんちゃん様の導⼊事例をご紹介させて頂きたいと思います。

株式会社福祉用具サービスもんちゃん様は、福祉用具に関する設計受託および付帯サービスを提供する事業で個別対応を低コストで実現しなければならないので、個別対応と低コスト作成を両立するため、3DプリンターRaise3D N2Sを導入しました。今まで対応できない、外注加工部品に関しては今回Raise3D N2Sで特注対応の車いす、保守パーツの出ない絶版車椅子の補修部品、福祉用具開発品の要素評価用部品、及び開発部品のモックアップを作成することになりました。

事例1:

車いす利用者は左側麻痺のため、車椅子のフットレストに足を載せるときに、感覚のない麻痺足のつま先がいつもフットレストの角に当たってしまうので、麻痺側のフットレストを3Dプリンタにて形状修正の造形して、搭乗者が使いやすい形状に改良しました。

 

事例2:

10年以上前に生産終了となった高機能車椅子にて、位置調整機構の部品が破損しました。メーカーは既に部品供給終了していたため、3Dプリンターにて部品を再生して修理対応しました。福祉用具は利用者にとって代替が効かない場合があり、このような修理依頼がありました。

 

事例3:

開発品の車椅子の車輪には、傾斜による後退を自動で制動する機構を内蔵しています。坂道の途中で漕ぐのをやめても自動で止まるため、安全に坂道を上ることができるようになります。この制動機構の設計にあたっては、組み込まれる部品の配置が重要になるため、複数案を一度に3Dプリンターで試作して評価し、開発期間とコストを大幅に削減しました。

 

最初から最後の完成品のプロセス

事例1と2では、純正標準部品の採寸して、3Dモデルを構築します。補強や延長また除去などの形状を検討しました。そして、要求強度や発生応力の方向を考慮しながら充填率やGコード軌跡を調整し、3D造形を行います。

事例3では、構成部品の配置により要求機能を得られないことがあるため、3D造形にて部品の配置案を複数に作成します。要求する機能や動作、意匠や干渉の確認をし、最終図面作成して切削加工を外注に頼まれます。

Raise3D N2S導入後プロセスの変化とメリット

上述事例1では、特注部品1個作りのコストの高さから福祉用具の改良を思いついてもカスタム対応ができませんでした。また、事例2では、そもそも保守部品が出ないため、修理不可と回答していました。事例3においては、試作コスト1/3、開発リードタイム1/2となりました。
導入後は新たなサービスの提供を可能にし、小回りの利く開発と試作ができるようになりました。

株式会社福祉用具サービスもんちゃん様は「現在、車椅子の利用者は130万人以上にのぼります。車椅子利用者のうち一定の割合で、起伏に富む日本の国土事情や家屋のつくりから、日々の生活で坂の昇り降りを余儀なくされる方がいます。その方々は、坂の上り降りのたびに転倒事故にリスクにさらされるが、この開発品はそのリスクを大きく低減させることができるものです。」と語りました。

今後Raise3Dプリンターの改善点と期待

株式会社福祉用具サービスもんちゃん様は「Raise3Dは、再現性高く造形できる優秀な装置であるという認識である。欲を言えば、スライサーの機能でも構わないのだが、Gコード作成時に過剰なオーバーハングの検出や軸穴寸法のバラツキ幅の表示などのコーションが出ると、造形失敗や造形後の修正工程が削減できる。」と語りました。

弊社日本3Dプリンターとしては、常にお客様に最適なソリューションを提案しています。また、3Dプリンターを導入した後も、お客様に満足させるアフターサポートを提供しております。今回株式会社福祉用具サービスもんちゃん様のRaise3D導入により、会社の課題解決につなげることができまして⼤変嬉しい限りでございます。今後も引き続き最高なサービスでお客様をサポートしようとしております。

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