PRODUCT 製品詳細 三次元測定(接触型) 3次元測定は接触型と非接触型に分類されます。 接触型は対象物に測定用プローブで触れる事によって測定されます。 利点は、対象物の空間情報を直接測定できることから、非常に高精度な測定が可能で、表面の色による精度影響が無いところです。 一方で不利な点としては、表面が柔らかい物の測定は出来ず、1点1点測定していくため、非接触タイプに比べて測定に時間がかかります。 測定サイズは測定方式により2グループに分かれ、測定プローブが本体と物理的につながったものと、レーザーにより電子的につながったものとなり、後者はレーザーの届く範囲で大きな測定範囲を持ちます。 一般的に寸法の測定に使用され、2D検査図面との比較検証用途や、その他金型などの3D曲面の測定では多くの点数を測定する必要があり、測定時間が長大になることから非接触型の3Dスキャナーを使用することが増えてきましたが、絶対的な精度が必要な場面では代替えできる機器がありません。 測定サイズは10mm~3000mm・レーザータイプは35M~80M、 精度は5μm~100μm・レーザータイプは50μm~500μmが一般的です。
FEATURE 特徴 空間スキャナー 空間スキャナーにはカメラ型とレーザー型(3Dレーザースキャナー)があります。 カメラ型は視野をずらした画像を複数枚撮影し写真を結合させることにより3次元データへ変換します。レーザー型に比べて測定スピードが速いですが、精度が劣ります。 3Dレーザースキャナーの場合には、レーザーが対象物にあたって帰ってくる時間や位相差を利用して距離を測定します。 精度が高く光源を必要としないため測定環境条件が広がります(夜間・暗闇等)が周囲をレーザー走査するためスピードではカメラ型に劣ります。 空間スキャナーが使用される分野は多岐にわたります。 土木構造物である橋や道路、地形、建築物ではBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)として知られるビルの外部、内部の測定。そして文化財的建造物や遺跡のアーカイブや測量など、空間スキャナーが使用される分野は多岐にわたります。
PURPOSE 活用目的 製造業ではタービンや造船などの大型品、そして工場そのものや機械室のレイアウト検討に3Dデータを活用する目的で使用されています。 測定対象サイズは1~300M、精度は2mm~100mmです。 3次元測定は対象物のサイズ、要求精度、測定データの使用用途の違いで使用する機材や測定方法、使用するソフトまで異なります。 通常測定器を導入する際は1~2種類のソフトと一緒に導入しますが、当社では使用用途に合わせた複数の最適なソフトを保有しており、お客様のニーズに最適なアウトプットが可能です。 また、3次元測定器業界の出身者が在籍しており、メーカーの枠組みに捕らわれず最適な機器選定できることも当社の強みです。