日本3Dプリンター株式会社

導入事例

カルスト帯——ペトログリフとEinScan Pro +の関係

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  • 研究・医療

-ATEgroupによるケーススタディ

コロンビアには、その美しい自然と息を呑むような風景で際立つ素晴らしい場所があります。ソンソン市(アンティオキア州)には、そのような場所があり、まるで小説から飛び出してきたようなユニークな地域、ソンソンのカルスト帯があります。

カルスト帯とは?
カルスト帯とは、酸性の水に含まれる二酸化炭素が石灰岩に作用して、水に溶けやすい重炭酸ナトリウムが生成されたもの。地表水と地下水が岩の裂け目に衝突すると、これらが溶解して特定の形になります。

このような風景は、目にも美しく、訪れる価値があります。しかし、その本当の美しさは、内部にある大理石の堆積物に隠されています。大理石は、石灰岩が高温・高圧にさらされてできる変成岩である。私たちが知っている、建築物や家具、デザインオブジェなどに使われている大理石は、このようにして作られているのです。

ソンソンのこの場所は、洞窟の中にもう一つの秘密を持っています。その壁は、何千年も前に私たちの祖先が作ったペトログリフで覆われているのです。

ペトログリフは「ロックアート」とも呼ばれ、数千年前、鉛筆や紙が登場する前、そして現代の通信技術が登場するずっと前から、コミュニケーションの手段として使われてきました。壁に描かれた絵は、顔料を使って描かれたものと、石器を使って低い位置に彫られたものがあります。これらの絵は、人類の歴史の基本的な部分であり、その保存は必要不可欠です。なぜなら、これらの絵のおかげで、私たちの祖先がどのようにコミュニケーションをとっていたか、また、コミュニケーションが歴史の中でどのように進化してきたかを知ることができるからです。

ペトログリフ “エル・ブホ”

このような場所で金、エメラルド、ダイヤモンド、大理石などの貴重な鉱物が発見されると、すぐに発掘現場になってしまいます。採掘するとペトログリフは破壊されてしまうので、どうすればペトログリフを保存し、同時に人類が鉱物資源の恩恵を受けることができるのかが問題となります。また、天候や自然災害が彫刻に与える影響も軽視できません。これらの問題を安全かつ効率的に解決するにはどうすればよいのでしょうか。

3Dスキャンが保存の問題を解決する

現代では、3Dスキャン技術を使って、高さ、奥行き、形状、さらには色など、対象物の正確な特徴を捉え、デジタルで保存することができます。ペトログリフを3Dスキャンすることは、ロックアートを正確に保存し、世界中の研究者がデータをオンラインで共有するための素晴らしい方法です。

使用した機器は?
Einscan Pro Plusは、LEDのパターン光を利用して、複雑な形状と奥行きを簡単に、素早く、正確に、実用的な方法でキャプチャする3Dスキャナです。

どのような結果が得られましたか?
3Dスキャンの結果は、3Dモデルです。専用のソフトウェアを使って、ペトログリフ・スキャンの正確な詳細と特徴を徹底的に分析することができます。3Dスキャンは、ペトログリフの正確な現在の状態のコピーを保存し、古代の彫刻を人間の影響や浸食からさらに保護するのに役立ちます。また、3Dモデルはインターネット上にアップロードすることができ、世界中の誰もが鑑賞することができます。例: https://sketchfab.com/GRUTA

3Dスキャンされたペトログリフ

ATEグループについて
ATEgroupは、3Dテクノロジーの分野で20年以上の経験を誇っています。3Dスキャン、バーチャルツアー、リバースエンジニアリング、計量検査などのサービスを提供し、母国コロンビアの内外でお客様やパートナーのために活動してきました。

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