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Markforged保守プラン/ソフトウェアの構成変更

平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。日本3Dプリンター株式会社です。
弊社取り扱いのMarkforged製品につきまして、2023年4月1日以降に適用される保守プラン/ソフトウェアのラインナップ構成の変更をお知らせいたします。

Markforged製品の保守プラン/ソフトウェアについて

従来、Markforged製品の有償保守契約(サクセスプラン)と、基本機能(クラウドEiger)以外のソフトウェア製品につきましては、1、3または5カ年ごとの有効期間が設定された契約型の製品として、それぞれ個別に販売されていました。

このたびMarkforgedでは、Markforged製品を包括するプラットフォーム「Digital Forge」をより強化するため、2023年4月1日を以てこれら保守とソフトウェア、2種類の異なる契約型製品の販売を終了し、新たに「Markforged サービス&ソフトウェア·プラン」として統合してご提供することとなりました。

従来のサクセスプランに加入頂いているお客様につきましては、現在の契約期限まで、保守内容/ソフトウェア機能の変更や、費用の発生はございません。また、サクセスプランに加入中のお客様は、2023年3月31日までにサクセスプランを追加発注いただくことで、既存のサクセスプランの期限を購入年分延長することが可能です。

変更内容

Markforged製品の購入および保守更新の際、ユーザー様には以下のいずれかのプランをご選択いただくこととなります。各プランは、それぞれ1年または3年の契約期間が設定されています。(従来、製品によって選択可能だった5年契約は提供されません。)

Essential:従来のサクセスプランに相当する保守+Eiger

Advanced:Essential内容に加え、解析/分析などの高度なソフトウェア機能が利用可能

On-Prem:Essential内容に加え、従来のOffline Eigerに相当するOn-Premise Eigerが利用可能

Basic:保守サービスは提供されません。
通常のクラウドEigerが使用可能ですが、2023年4月以降にEigerに追加される新機能についてはEssential以上のプランに限定される場合があります。

Markforged サービス&ソフトウェア·プラン 保守内容

保守内容や交換対象部品については、Essential、Advanced、On-Premのいずれのプランでも同一となり、現在提供されているサクセスプランからの変更はございません。
有償の保守プランのいずれにも加入しない場合(Basicプラン)、製品保証やサポートのご提供内容は限定的となります。

Markforged サービス&ソフトウェア·プラン ソフトウェア機能比較

プランごとのソフトウェア機能の差は下の表をご参照ください。

 

▲・・・本体購入後1年間のみ有効になる機能です。

通常のEigerに対し、Essenntial以上のプランではEigerの機能が一部強化されます。
Essential以上では主にセキュリティ/マネジメント機能が、Advancedでは主に解析/測定機能が追加され、より安全かつ高機能な3Dプリントプロセスを構築できます。

Advanceで使用できる解析/測定機能について

①部品強度の解析/材料使用量・強度最適化
(Eiger Simulation機能)

 

Eiger上のSTLデータに拘束条件を付加し、かかる応力で部品がどの程度たわみ、どれほどの安全率が確保されているかをシミュレーションする機能です。
Eigerに統合されており、強度が不足する形状に対して必要な強度を確保し、たわみを小さくするために、ファイバー材料の添加量や添加レイヤーを設定することができます。

②寸法の自動検査測定

(Blacksmith機能)

 

対応機種において、プリントヘッドに搭載したレーザーが造形中のワークをスキャンすることで、造形完了時点で3Dデータと造形物の形状偏差が取得可能になります。

スキャンされたデータの寸法値を計測したり、レポートを出力することも可能です。

Markforged サービス&ソフトウェア·プランの価格について

新たな保守プラン/ソフトウェアの価格については、お客様の現在の状況によって異なる場合がございますので、ご使用中のお客様、ご検討中のお客様には順次営業担当者よりご連絡いたします。お急ぎの場合にはお問合せフォームよりご連絡くださいませ。